FFXIV

魂の色

「なるほど、やってみましょう」おいおい、またも余計な寄り道をするというのかお前は。お任せ下さいと己の胸を叩く仕草をして見せる様を見て、エメトセルクは本日何度目か知れない溜め息をついた。ノルヴラントに点在する大罪喰いを悉く討ち祓い、大きく光に…

あなたのためにできること

『もしかして、グ・ラハ・ティア?』『……知らない名前だな。その人物が、どうかしたのだろうか?』まったく予想できなかったわけでもないのに、あなたの口から零れたその名に訳もなくドキリとした。それはあなたが俺を忘れずにいてくれたことへの歓喜の音で…

クリスタリウムの閉架書庫

ついに せかいにへいわをとりもどした えいゆうはひとしれず あらたなせかいへ たびだちました幼い頃から『物語』が好きだった。己が氏族に伝わる古の伝承や、流しの吟遊詩人の紡ぐ夢物語、祖母が何度も読み聞かせてくれた絵本の中のある冒険譚にはいつも…